10月株主優待 新NISAでは非減配高配当優待銘柄を買っていきたい!2024年版

10月相場が始まりますね~

2024年10月は29日(火)が月末権利の場合の権利付最終日になります!

8月のショックから戻した9月かと思えば、9月末には大きく下げた日本市場でしたが、10月に入り、平穏を取り戻してきた時に買う銘柄をチェックしておきたいですね。

それでは、個人的に気になる10月優待株の個人的感想を書いていきます!

目次

新NISAで検討したい非減配高配当優待銘柄

2024年になり、新NISA制度が始まりましたが、非課税のメリットを享受できるのは高配当な銘柄ですので、長期的な新NISA口座では高配当銘柄を買い増していきたいと思っております。

新NISA口座では損益通算などもできないため、なるべく値下がりしにくい高配当株を選びたいところですので、個人的には非減配期間が長い、または直近コロナショック時などに大きな減配をしていないということなどを重視しています。

優待も実施していながら高配当な銘柄は、業績不調で株価がだだ下がり中、または将来的に減配する可能性もあったりしますので、そのあたりもよく検討した上で実際に買うかどうか検討したいと思います。

年初の時点で月1銘柄ぐらいは既にピックアップ済みですので、ここではその銘柄に加え、今月調べた高配当で注目な銘柄について個人的な印象を書いていきたいと思います。

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現状対象銘柄なし

10月優待株で新NISA口座で買おうかなと思っている企業は記事執筆開始時点では見つかっておりません!

11月優待ではタマホームや12月優待ではヒューリックやヤマハ発動機などが上の記事では取り上げておりますが、10月はあまり高配当な銘柄は少ないため、優待が欲しくて割安と判断すれば買う、将来業績向上が期待できる銘柄があれば買うというようなスタンスで臨んでいこうと思います。

以下からは私がすでに保有している10月優待株を中心に、優待が魅力的な企業などを取り上げていきたいと思います!

継続保有条件付きの銘柄

私は優待銘柄を買うときに継続保有条件のついている銘柄を優先的に買うことが多いです。

例えば、1年以上の継続保有がないと優待がもらえないという制度ですので、初年度は利回りが低かったりしますが、自然と長期投資を前提とした銘柄選定になりますし、短期的な権利取り投資の対象になりにくいので、権利落ちでもそこまで大きな下落とはなりにくいです。

長期投資においてはホールド力が大事になってきますので、もし新NISA口座においても狼狽売りなどをしてしまうという方などいましたら、以下のような継続保有条件付きの優待銘柄などを検討してみてはいかがでしょうか。

8917 ファースト住建(100株)

  • 必要株数  100株
  • 優待内容  QUOカード500円相当~(1年以上の継続保有が必要)
  • 投資金額  12万円(目安)
  • 配当利回り 3.8%
  • 非減配   9年
  • (2024年9月27日現在)

戸建て分譲などを中心に展開するファースト住建です!

不動産系ということもあり、高配当なところが魅力的ではありますが、先行き安定かと言われると少し不安な面はあります。

すでに始まっている利上げ局面においては、なかなか戸建て住宅を買おうと思う方は少ないと思いますし、今期の利益進捗もあまり芳しくないところです。

ただ、今後、家賃相場がしっかり上がってくるようであれば、賃貸よりも住宅を買おうと思う方も増えてくる可能性はありますので、その局面がくるまでは株価としては上がってくるような企業ではないかもしれません。

ただ、配当と優待をもらいながら一つのポートフォリオに入れておくのは悪くはないかと思いますので、優待が欲しいという方はご検討いただけましたら幸いです。

ちなみに、100株ではQUOカードとなりますが、300株では指定商品が送られてくるようで、毎回違う商品が届くのは楽しみではありますが、選べるタイプではないのでもしかしたらあまり好みではない商品が届く可能性もあるかもしれません。

そういう関係もありまして、私は100株株主で抑えており、今後も追加で買わないかもしれません。

不動産系に投資をしたいということであれば、他にも大手企業や高配当な企業もありますので、他の企業とも比べながら投資検討いただければと思います。

長期保有優遇のある銘柄

継続保有条件付きの銘柄の次には、長期保有優遇制度のある銘柄を優先的に選んでいます。

保有して権利日をまたげば、初回から優待はもらえますが、1年2年3年と長期で継続して保有することで、優待の内容がグレードアップしていきます。

3年以上でグレードアップというような銘柄が多く、必然的に長期目線での投資可否を判断することになります。

3年といわず5年10年と持っていられるような目線で皆さまも検討いただければと思います。

3038 神戸物産(100株)

  • 必要株数  100株
  • 優待内容  JCBギフトカード1000円相当~(2000株3年以上で最大2万円相当)
  • 投資金額  44万円(目安)
  • 配当利回り 0.5%
  • 非減配   10年以上
  • (2024年9月27日現在)

業務用スーパーを運営する神戸物産です!

優待内容は昔は業務スーパーで使える優待券だったのですが、偽造品が見つかったとかなんとかで偽造が難しいギフトカードに変更となってしまった経緯があります。

優待をもらう側としては使いやすくなったので優待改善ではありましたが、企業としては優待コストは増える形になりますので、優待の継続性を心配する声もありましたが、今のところは大丈夫そうです。

そもそも配当金の方はかなり抑えておりますので、優待配当を足してもそれほど利回りは高くなく、この企業の株主となる理由としては、円高内需に備えるという意味合いが大きいです。

少し前までは関西だけでなく全国へ新規出店をどんどんして拡大していくフェーズでしたが、今は閉店なども行いながら収益の改善を進めているところかと思います。

日本におけるスーパー事業は多くの大手スーパーがありますし、安さを売りにしている企業ではオーケーなども関東から関西への進出がニュースになっていますので、業務スーパーも今後は追われる展開になってくるかもしれません。

今後、円高になれば恩恵を受ける銘柄ではあると思いますが、長期的な業績なども見通しながら投資判断をしていきたいですね。

個人的に優待で魅力を感じる点は、100株でも1000株でも優待利回りが変わらないところです。(2000株以上だと優待利回りが下がります。)

長期保有優遇制度もありますので、まずは安いと思うタイミングで100株投資をしてみて、いいなと思えば1000株まで買い増すのもアリかと思います。

ただ、今の株価で1000株買おうと思うと450万円ぐらい必要になりますので、まずは100株を買えそうな水準まで下がるかどうかよく見極めてご判断いただければと思います。

9824 泉州電業(100株)

  • 必要株数  100株
  • 優待内容  QUOカード1000円相当~(100株1年以上で最大2000円相当)
  • 投資金額  51万円(目安)
  • 配当利回り 2.5%
  • 非減配   0年
  • (2024年9月27日現在)

【2026年廃止予定】7856 萩原工業(100株)

  • 必要株数  100株
  • 優待内容  自社関連商品1000円相当~(1000株3年以上で最大6000円相当)
  • 投資金額  16万円(目安)
  • 配当利回り 3.2%
  • 非減配   10年以上
  • (2024年9月29日現在)

年2回権利の銘柄

長期保有条件も優遇もない銘柄の中では、年2回権利がある銘柄を優先的に選んでいます。

条件がなく年1回権利の銘柄は、どうしても年1回の優待権利日に取引が集中しやすく、権利落ちによる下落も大きい傾向にあります。

年2回権利の銘柄で気を付けるべきは、優待コストが上がりやすいということであり、コストに見合わず優待廃止や縮小を発表する企業が少なくありません。

業績が好調かどうかなどもよく判断の上、投資をご検討ください。

1436 グリーンエナジー&カンパニー(0株)

  • 必要株数  300株
  • 優待内容  QUOカード1万5000円相当
  • 投資金額  87万円(目安)
  • 配当利回り 0.4%
  • 非減配   4年
  • (2024年9月27日現在)

その他注目銘柄など29日(火)まで順次追記更新!

8月9月と大きく下がったり上がったりした日本市場で、10月もまだ平穏を取り戻すには時間が足りない気がしますが、石破新総裁が誕生したことで、自民党が変わったと思わせることができるのか?それによって日本の状況はよくなるのか?不安と期待が入り混じる10月になりそうですが、目先の上げ下げに一喜一憂せず、いい企業に投資を行っていきたいですね。

実際、10月に関してはあまり優待株の種類も多くないですし、権利銘柄の多い9月でそこそこ買い増してしまいましたので、たぶん今月は買い増しなしになるのかと思います。

ただ、調べているうちに気になる銘柄も出てくると思いますので、29日(火)権利付最終日まで考えながら記事を更新していこうと思います!

優待投資を楽しみましょう!!

優待投資は、はっきり言ってすぐには儲かりません。

1年、3年、5年先を見据えながら、長期で保有できそうな企業を自分の考えのもと、投資していきたいですね。

ちなみに、私が優待ガチホ戦略となった経緯は、以下にまとめています!

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簡単にまとめると、市場から撤退しないことが大事!

そして、楽しめる投資をすることが大事だと思います!

今月も楽しい優待投資生活をしていきましょう!

※投資は自己責任、自己判断でお願いします。

おまけ:11月優待株先取り

最後までお読みいただいた皆さまには、11月優待銘柄も先取りでピックアップしておきます。

来月にはこれら銘柄のコメントを書いていこうかなぁと思いますので、皆さまも気になる銘柄があれば早めにチェックしてみてください。

1419 タマホーム(100株)

  • 必要株数  100株
  • 優待内容  QUOカード(100株3年以上で1000円相当)
  • 投資金額  41万円(目安)
  • 配当利回り 4.7%
  • 非減配   8年
  • (2024年9月27日現在)

それでは、今月も楽しい投資ライフをお過ごしください!

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