9月相場が始まりますね~
2024年8月は26日(木)が月末権利の場合の権利付最終日になります!
8月には大暴落から戻した相場でしたが、9月に2番底は来るのか?来ないのか?
はたまた、もっと下げたり上げたりするのか?
よく市況は見ながらも、権利日までじっくりゆっくり検討していきたいと思います!
それでは、個人的に気になる9月優待株の個人的感想を書いていきます!
新NISAで検討したい非減配高配当優待銘柄
2024年になり、新NISA制度が始まりましたが、非課税のメリットを享受できるのは高配当な銘柄ですので、長期的な新NISA口座では高配当銘柄を買い増していきたいと思っております。
新NISA口座では損益通算などもできないため、なるべく値下がりしにくい高配当株を選びたいところですので、個人的には非減配期間が長い、または直近コロナショック時などに大きな減配をしていないということなどを重視しています。
優待も実施していながら高配当な銘柄は、業績不調で株価がだだ下がり中、または将来的に減配する可能性もあったりしますので、そのあたりもよく検討した上で実際に買うかどうか検討したいと思います。
年初の時点で月1銘柄ぐらいは既にピックアップ済みですので、ここではその銘柄に加え、今月調べた高配当で注目な銘柄について個人的な印象を書いていきたいと思います。
8098 稲畑産業(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 QUOカード500円相当〜(6ヶ月以上の継続保有が必要)
- 投資金額 34万円(目安)
- 配当利回り 3.6%
- 非減配 10年以上
- (2024年8月23日現在)
まずは、新NISAの記事でも書いた化学専門商社の稲畑産業です!
優待内容は100株6ヵ月以上で500円相当のQUOカードに始まり、300株3年以上保有で最大5000円相当までグレードアップします!
私もこの長期保有や株数に応じた累進性がいいなと思って、投資をしたいと思っておりましたが、ようやく新NISA口座で買付を開始しました!
上にも書いた通り、まずは6ヵ月以上の継続保有が必要ですので、この9月に買ったとしても優待がもらえるのは来年の9月権利からとなりますので、注意が必要です。
配当目的であれば、もっと高配当な優待銘柄もあったりしますので、この9月に関しては以下のような銘柄を先に検討してもよいかもしれません。
稲畑産業は株主還元方針として累進配当の継続を発表しており、これまでも連続増配をしてきておりますが、今後についても基本的には減配リスクは少ないと思われます。
今期の利益進捗についても順調に増益傾向であり、株価が著しく安いということはないですが、こういう銘柄はいつまで経っても下がらないという感じはありますので、買えそうなときに100株ずつ買っていくというのがいい気がします。
9月は魅力的な高配当優待株が多い中ですので、他の銘柄がちょっとなぁと思う方は稲畑産業を検討してみてください。
8101 GSIクレオス(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 QUOカード1000円相当〜(3年以上で1000円分追加)
- 投資金額 21万円(目安)
- 配当利回り 4.1%
- 非減配 10年以上
- (2024年8月23日現在)
繊維や工業製品を中心とする専門商社のGSIクレオスです!
優待内容は条件などなく権利をまたげば1000円相当のQUOカードがもらえ、300株以上だと2000円相当、3年以上継続保有で1000円相当追加となります!
300株3年以上で最大3000円相当のQUOカードということですね。
私は株価が1100円ぐらいの時から100株保有済みであり、最近まではダブルバガー達成というところでしたが、最近は少し株価が落ちてきていますね。
というのも、今期1Q利益が減益傾向であり、まだ通期見通しは増益着地を予定しているようですが、今後どうなるか分かりません。
実際、今期の最終利益は為替による影響が大きいと思っており、今期見通しは上にも下にもいく可能性があると思うので注意が必要です。
私は100株保有済みで300株まで買い増してもあまり優待利回りは向上しないため、たぶんこのまま継続保有となりそうです。
また、注意が必要な点としては、高配当銘柄としてピックアップをしておりますが、この9月の中間配当はなく、期末一括配当の予定です。
新NISA口座で買うことを検討している方は、もしかしたら、この9月の優待は諦めて、もう少し株価が下がってきてから、または中間決算が発表されてから期末配当に向けて買うかどうか検討したのでもいいかもしれません。
非減配期間は10年以上であり、株主還元について気を遣っている企業だと思いますが、減益が続くようであれば数年後になるとは思いますが、減配を考えないといけない時もくると思いますので、先々を見ながら投資検討いただけましたら幸いです。
私は優待の長期保有が認定されているはずので、今回の権利はまたぐと思いますが、もしかしたら年度末までに一旦利確をするかもしれません。
皆さまも投資目的を忘れず、長期目線でご検討いただければと思います。
継続保有条件付きの銘柄
私は優待銘柄を買うときに継続保有条件のついている銘柄を優先的に買うことが多いです。
例えば、1年以上の継続保有がないと優待がもらえないという制度ですので、初年度は利回りが低かったりしますが、自然と長期投資を前提とした銘柄選定になりますし、短期的な権利取り投資の対象になりにくいので、権利落ちでもそこまで大きな下落とはなりにくいです。
長期投資においてはホールド力が大事になってきますので、もし新NISA口座においても狼狽売りなどをしてしまうという方などいましたら、以下のような継続保有条件付きの優待銘柄などを検討してみてはいかがでしょうか。
7278 エクセディ(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 WEBカタログギフト3000円相当(1年以上の継続保有が必要)
- 投資金額 32万円(目安)
- 配当利回り 3.8%
- 非減配 2年
- (2024年8月30日現在)
クラッチ最大手のエクセディです!
優待内容は100株1年以上の保有でWEBカタログギフト3000円相当がもらえます!
高配当でもあり、優待も継続保有条件もありますので、優待廃止のリスクも低い感じはしますが、懸念点としては2021年期に減配をしております。
コロナ禍で減益があったタイミングかと思いますので仕方がないと思いますが、今後も何かあった時には減配する可能性はあります。
ただ、その翌年からは元の配当水準まで戻しておりますので、一時的な減配はあるかもしれませんが、業績がどんどん下がっていくということでなければ、高配当は維持されそうです。
優待は100株以外の設定がないので、私はこのまま100株株主を継続することになりそうですが、まだ株主ではない方は一度ご検討いただければと思います。
1952 新日本空調(300株)
- 必要株数 300株
- 優待内容 QUOカード1000相当〜(2年以上の継続保有が必要)
- 投資金額 108万円(目安)
- 配当利回り 2.8%
- 非減配 10年以上
- (2024年8月23日現在)
空調設備工事会社の新日本空調です!
半導体関連施設の工事などが活況で先期は最高益で着地という半導体関連で大きく伸びている企業です。
合わせて株価もだいぶ上がっておりましたが、今期は期待が高すぎたところの調整も含めて、株価も下降傾向にあります。
優待は3月9月優待銘柄で、3月はカタログギフトがもらえますが、9月は2年以上の継続保有をした方のみQUOカード1000円相当がもらえるそうです。
ちなみに3月は継続保有条件などはなく、300株以上保有の方に3000円相当のカタログギフトがもらえます。
9月に関してはあくまで長期保有優遇優待ということですので、おまけ程度に考えて本命の3月に再度検討した方がよいかもしれません。
私は株価がだいぶ安かった時に300株買っておりましたので、今では持ち株の中でトップクラスの含み益がある銘柄になります。
今期は高すぎた期待に応えられるかどうかで株価は決まってくると思いますので、しっかり業績を確認してから投資を検討する方は、次の3月まで買うかどうかの検討は見送ってもいいと思います。
私はせっかく長期保有優遇制度があるとのことですので、引き続き300株株主を続けていきたいと思います。
3768 リスクモンスター(300株)
- 必要株数 300株
- 優待内容 自社指定商品1000円相当〜(6ヶ月以上の継続保有が必要)
- 投資金額 15万円(目安)
- 配当利回り 3.1%
- 非減配 9年
- (2024年8月23日現在)
3738 ティーガイア(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 QUOカード1000円相当(6ヶ月以上の継続保有が必要)
- 投資金額 38万円(目安)
- 配当利回り 1.9%
- 非減配 10年以上
- (2024年8月23日現在)
3648 AGS(200株)
- 必要株数 200株
- 優待内容 QUOカード1000円相当〜(1年以上の継続保有が必要)
- 投資金額 19万円(目安)
- 配当利回り 1.6%
- 非減配 0年
- (2024年8月23日現在)
8892 日本エスコン(0株)
- 必要株数 1000株
- 優待内容 QUOカード1000円相当~(1年以上の継続保有が必要)
- 投資金額 105万円(目安)
- 配当利回り 4.6%
- 非減配 9年
- (2024年8月30日現在)
長期保有優遇のある銘柄
継続保有条件付きの銘柄の次には、長期保有優遇制度のある銘柄を優先的に選んでいます。
保有して権利日をまたげば、初回から優待はもらえますが、1年2年3年と長期で継続して保有することで、優待の内容がグレードアップしていきます。
3年以上でグレードアップというような銘柄が多く、必然的に長期目線での投資可否を判断することになります。
3年といわず5年10年と持っていられるような目線で皆さまも検討いただければと思います。
4665 ダスキン(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 自社優待券1000円相当〜(3年以上で500円分追加)
- 投資金額 38万円(目安)
- 配当利回り 3.3%
- 非減配 2年
- (2024年8月23日現在)
8157 都築電気(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 オリジナルカタログギフト1000円相当〜(3年以上で額面2倍)
- 投資金額 23万円(目安)
- 配当利回り 3.9%
- 非減配 2年
- (2024年8月23日現在)
9759 NSD(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 QUOカード1000円相当〜(1年以上で額面1.5倍)
- 投資金額 32万円(目安)
- 配当利回り 2.3%
- 非減配 2年
- (2024年8月23日現在)
3839 ODKソリューションズ(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 QUOカード500円相当(3年以上で1000円相当追加)
- 投資金額 6万円(目安)
- 配当利回り 1.6%
- 非減配 9年
- (2024年8月23日現在)
3837 アドソル日進(200株)
- 必要株数 200株
- 優待内容 QUOカード500円相当〜(1年以上で500円相当追加)
- 投資金額 37万円(目安)
- 配当利回り 2.3%
- 非減配 10年以上
- (2024年8月23日現在)
年2回権利の銘柄
長期保有条件も優遇もない銘柄の中では、年2回権利がある銘柄を優先的に選んでいます。
条件がなく年1回権利の銘柄は、どうしても年1回の優待権利日に取引が集中しやすく、権利落ちによる下落も大きい傾向にあります。
年2回権利の銘柄で気を付けるべきは、優待コストが上がりやすいということであり、コストに見合わず優待廃止や縮小を発表する企業が少なくありません。
業績が好調かどうかなどもよく判断の上、投資をご検討ください。
3167 TOKAIホールディングス(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 水やQUOカードなど選べる商品500円相当〜
- 投資金額 10万円(目安)
- 配当利回り 3.4%
- 非減配 10年以上
- (2024年9月16日現在)
LPガスを中心に通信など多角経営をしているTOKAIホールディングスです!
優待は自社商品である宅配水を始めとして、ペットボトルのお水など様々な種類から選べます!
TOKAIホールディングスのサービスを利用していない方は、先に紹介したペットボトルのお水またはQUOカードも選べますが、QUOカードだとかなり還元率が低くなってしまいますので、なるべくならTOKAIホールディングスのサービスの中から選んだ方が利回りはよさそうです!
LPガス事業自体は円高により悪くはないと思われますが、その他にも通信事業や水の宅配事業など日本国内でのコストも上がっているところもあると思いますので、業績は見通しにくいところはあります。
先期が一旦減益スタートかと思いきやぐんぐん業績を伸ばして増益着地で、今期1Qは増益傾向スタートできています。
このまま増益着地ができればいいですが、不安定な為替市場、日本市場ではありますので、いま無理に投資をする必要はないかもしれません。
TLCポイントやLIBMOなどTOKAIホールディングス関連サービスをすでに利用している方は、応援の意味を込めても株主になってもいいのではないかと思いますので、TOKAIファンの方はご検討いただけましたら幸いです。
3205 ダイドーリミテッド(0株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 自社商品、買物割引券
- 投資金額 10万円(目安)
- 配当利回り 10.9%
- 非減配 0年
- (2024年8月30日現在)
配当利回り10%以上というダイドーリミテッドを取り上げておきます!
優待は100株以上で20%オフ買物券、400株以上で自社商品がもらえるそうですので、優待商品が欲しい方は400株以上の保有が必要そうです。
こんな異常な配当利回りとなっているのも、ここ数年赤字決算で無配としておりましたが、今期になって大幅増配を発表したことによります。
今期1Qも赤字進捗ではありますので、個人的には配当が10%あったとしても投資対象とならないと思います。
配当利回り10%を10年保てば原資回収ができる計算になりますが、こんな普通じゃないことをする企業が10年間もつかどうかは疑問が残るところです。
利回りの高さだけに振り回されず、今後は黒字転換できそうか?配当原資はどこまで続くのか?など業績や財務をしっかりと見た上で投資判断をしていきましょう!
8214 AOKIホールディングス(0株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 自社グループ割引券
- 投資金額 13万円(目安)
- 配当利回り 4.3%
- 非減配 2年
- (2024年8月30日現在)
その他注目銘柄など26日(木)まで順次追記更新!
8月に大きな下落からの戻したところでの9月相場突入ということで、9月中にもう一度下落調整があるかもしれませんが、9月は配当権利を意識した買いが入ったり、一方で、権利落ちには大きく下落をしたりもしますので、月初からぐんぐん上がっていたとしても急落があると思いながら、慎重に投資をしていきたいところです。
私も毎度9月なんかは高値づかみをすることが多いですが、長期目線で成長していれば、権利落ちの下落についてはいつか吸収できるはずですので、地道に保有株を増やして、配当金と優待株を積み上げていきたいと思っています。
上記の条件には合致しなかったけれども、すでに自分が保有している銘柄や気になる優待株については、以下で雑感を更新していければと思いますので、26日(木)までたまに更新チェックしていただけましたら幸いです!
4751 サイバーエージェント(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 ABEMAプレミアムクーポン3ヶ月分〜
- 投資金額 11万円(目安)
- 配当利回り 1.4%
- 非減配 7年
- (2024年8月23日現在)
優待投資を楽しみましょう!!
優待投資は、はっきり言ってすぐには儲かりません。
1年、3年、5年先を見据えながら、長期で保有できそうな企業を自分の考えのもと、投資していきたいですね。
ちなみに、私が優待ガチホ戦略となった経緯は、以下にまとめています!
簡単にまとめると、市場から撤退しないことが大事!
そして、楽しめる投資をすることが大事だと思います!
今月も楽しい優待投資生活をしていきましょう!
※投資は自己責任、自己判断でお願いします。
おまけ:10月優待株先取り
最後までお読みいただいた皆さまには、10月優待銘柄も先取りでピックアップしておきます。
来月にはこれら銘柄のコメントを書いていこうかなぁと思いますので、皆さまも気になる銘柄があれば早めにチェックしてみてください。
それでは、今月も楽しい投資ライフをお過ごしください!
8917 ファースト住建(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 QUOカード500円相当~(1年以上の継続保有が必要)
- 投資金額 11万円(目安)
- 配当利回り 3.9%
- 非減配 9年
- (2024年9月13日現在)
3038 神戸物産(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 JCBギフトカード1000円相当~(2000株3年以上で最大2万円相当)
- 投資金額 45万円(目安)
- 配当利回り 0.5%
- 非減配 10年以上
- (2024年9月13日現在)
【2026年廃止予定】7856 萩原工業(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 自社関連商品1000円相当~(1000株3年以上で最大6000円相当)
- 投資金額 15万円(目安)
- 配当利回り 3.5%
- 非減配 10年以上
- (2024年9月13日現在)
9824 泉州電業(100株)
- 必要株数 100株
- 優待内容 QUOカード1000円相当~(100株1年以上で最大2000円相当)
- 投資金額 46万円(目安)
- 配当利回り 2.8%
- 非減配 0年
- (2024年9月13日現在)