6月優待株の一覧を作成しました!
私は、これらの銘柄をチェックリストに入れて、1か月間株価をウォッチしております。
そして、今月から個人的注目の銘柄についても、雑感を書いていきたいと思います!
それでは、私の6月優待チェックリストは、トップ画像の通りです!
表の語句説明
コード、銘柄名は、その通りですので、問題ないかと思います。
優待内容と目安投資金額は、優待がもらえる最低単元のものを主に記載しています。
そして、条件は、1年以上などの継続保有条件などがある銘柄、長期は、長期保有によって優待内容がグレードアップする場合がある銘柄になります。
私の場合は、今月買う銘柄の選定の優先度のひとつに、この継続保有条件または長期保有グレードアップの銘柄を、優先して検討しています。
これら条件がない企業は、権利日だけ買われて権利落ちで大きく売られたり、クロス取引によって優待タダどりというのが起こりやすいので、権利落ち後の株価も読みにくいところがあります。
継続保有などの条件があれば、必ず大丈夫ということはないですが、少なくともある一定数の個人投資家たちはそのまま買いポジションを残すということです。
皆さまも、一日だけ株主になって優待取りをするという投資ではなく、長期目線でいい企業がどうか判断した上で、投資の判断をいただければ幸いです。
個人的注目の6月優待株3選!
今月から、個人的注目の銘柄について雑感を書いていくコーナーを作りました!
ここでご紹介する銘柄は、個人的おすすめという訳ではなく、今年、多くの企業が決断するかもしれない優待廃止、改悪リスクについても考えていきたいと思います。
それでは、早速、雑感を書いていきます!
【優待新設】パンパシフィックHD 7532
トップバッターは、パンパシフィックHDです!
パンパシフィック??知らない企業だなぁ〜と、思われた方も多いと思いますが、なんでも揃うドン・キホーテを運営する会社です。
今回取り上げた理由は、2022年6月から新しく株主優待を新設したためです!
https://ppih.co.jp/ir/stock/dividend/
今年は、優待廃止ラッシュかと思われる中で、優待新設する企業の思惑を図っていきたいと思います!
優待内容は、自社電子マネーサービスである「majica」ポイントが2000円相当もらえるそうです。
私もドン・キホーテを利用することがたびたびあり、majicaで支払うとかなり還元率が高かったり、大きな割引があるクーポンが使えたりとお得感はとても高いと思いました。
がしかし、私はmajicaアプリを現在、導入しておりません。
決済サービスは、あまり多くしたくないというのが、個人的な考えです。
○○ペイというのが世の中に浸透してきて、決済手数料も数%取られていると思いますので、自社決済システムを構築するのは悪いことではないと思います。
その決済サービスの導入を推進するために、株主優待でmajicaポイントを配るというのは、とてもいいと思います。
果たして、これによりどれだけ株主が増えるのか!?majica利用者が増えるのか!?
優待新設の影響がどうなるのか気になる銘柄としてご紹介しました!
【そろそろ落ち着いた?】STIフードHD 2932
STIフードは、水産食品の加工、製造などを行っている会社です。
上場が2020年9月ということで、まだ期待感のある株価かもしれませんが、株価の下落もだいぶ落ち着いてきたように思います。
直近、6月に関しては、堅調な株価上昇となっており、これが優待目的による上昇なのか?水産加工物需要への期待によるものなのか?
評価が難しいですが、優待目的で買って、直後に大きな下落というのは避けたいところです。
業績の方も、昨年に比べると進捗は芳しくないようですので、優待目的で買うのは少し気が引けますね。
ただ、優待内容は、自社製品3000円相当とのことであり、昨年はさば水煮缶などであったようです!
https://www.stifoods-hd.com/ir/stock/benefit.html
あまり豪華な優待を出しすぎると、個人へ送る配送コストが高くなりますので、優待内容が改悪されないことを願いますが、応援してもらえる固定株主を作るという面では、優待を継続することはいいと思います。
ただ、やはり業績ありきの株式投資ですので、今後の成長性にも期待したいところですが、なかなか水産事業では、収穫量などにも影響を受けますので、右肩上がりとなるのは難しいかもしれないです。
今後の成長性に期待ということで、取り上げさせていただきました!
6月12月の年2回権利銘柄になりますので、また12月にもチェックしてみたいと思います!
【条件付きがいい】サンネクスタグループ 8945
3番目は、QUOカード銘柄のご紹介です!
サンネクスタグループは、企業からの社宅代行サービスを行っている会社です。
業種としては不動産業となりますので、不安定なイメージがありますが、社宅サービスに関しては、安定的な利益を確保できておりますので、経営基盤としてはしっかりしているように感じます。
優待内容は、100株でQUOカード1000円相当となっており、一見すると優待廃止リスクが高そうに思えます。
https://www.sunnexta.co.jp/ir/stock/
しかし、優待をもらうためには、1年以上の継続保有条件がありますので、権利日1日だけを保有していてもQUOカードは送られてきません。
この6月に権利またぎをしたとしても、もらえるのは来年2023年まで株を持ち続けた場合に初めてもらえるようになります。
私は、このような保有期間条件付き優待を実施している企業を、優先的に購入リストに載せており、市況が悪い時であっても優待株を買うのであれば、このような銘柄を選んでいます。
ただ、1年後もしっかりホールドできるかどうかの判断をしないといけませんので、そのために決算、業績をよくみて、買うかどうかを決めています。
https://www.sunnexta.co.jp/ir/finance/
配当金など株主還元が増えているので、2021年度の配当性向が50%を超えているのが気になりますが、2022年度も安定した収益は得られていそうな感じがします。
事業の組み替えなども行い、会社として成長できる分野をしっかり選定しているようにも思いますので、今後の収益アップに向けた取り組みに注目です!
ちなみに、100株で1000円相当のQUOカードでしたが、実は200株だと2000円相当のQUOカードになります。
保有株数が増えると優待利回りが悪くなったりすることが多いですが、同じ利回りで増額してくれるのは、保有2年目以降の買い増しする検討材料になりますので、個人的にはいい仕組みだと感じています。
長期保有株主を優遇する優待制度は、今後も日本の文化として続いてほしいなぁと願っております。
優待投資を楽しみましょう!!
優待廃止、改悪などを考えていると、優待投資をやめようかなぁと思う方もいると思います。
実際、優待投資はなかなか儲かりません!
そんな儲からない優待投資を私が好んで行っている理由は、↓の記事で書いています。
簡単にまとめると、市場から撤退しないことが大事!
そして、楽しめる投資をすることが大事だと思います!
6月も3月9月12月に次ぐ、優待権利銘柄の多い月になります。
今月も楽しい優待投資生活をしていきましょう!
※特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
※投資は自己責任、自己判断でお願いします。