明けましておめでとうございます(2回目)
本記事では、2022年にどのぐらい資産が増えたのか?アセットバランスの状況はどうなのか?を、実際の金融資産の公開と共に振り返っていきたいと思います。
お恥ずかしながら、2021年まではどんぶり勘定であまり資産管理というのをやっておりませんでした。
あまりお金を大きく使うタイプではないので、自然と給料から投資にお金を回しておりましたが、このブログを始めた2021年より各アセットにどれぐらいの資金が入っているのかを記録するようにしました。
2023年は資産管理をしっかりとして、将来の見通しを立てられるよう毎週or毎月資産状況のチェックをしていきたいと思います。
人の振り見て我が振り直せと言いますが、皆さまにとって参考になる情報があれば幸いです。
日本株式 2790万
私の資産の大部分を占めるのが日本株になります。
このブログをご覧いただいている方はご存じかと思いますが、私は株主優待を実施している企業を中心に買い増していく戦略をとっております。
優待投資は、正直なところ大きな利益は期待しにくいです。
ただ、市場に長く参入し続ける制約として、私はこの優待制度を活用していたりします。
株主優待は、決算月などの一日のみ株式を保有することで株主認定され、優待品がもらえるという企業が多いですが、企業によっては、半年以上や1年以上株主を継続していないと優待品がもらえなかったり、3年以上継続保有していると優待内容をグレードアップしますというような企業があります。
私も個人投資家として10年以上投資っぽいものを続けてきましたが、なかなか投資成績はよくありませんでした。
やはり、株式投資の大きなメリットは、手間がかからず複利効果が得られる現物長期投資にあります。
しかし、少し含み益が出たら売りたくなりますし、いつか上がると思って投資をしていても含み損が続くとなかなかホールドしにくいところがあります。
私は、この長期投資を行うためのメンタル面の制約として、優待投資(長期保有条件)を活用しています。
当然、株式投資ですので、1年の間で株価は上がったり下がったりしますが、基本的には買ったら来年まで株価は見ないつもり(正確には売買をしないつもりで見る)で、投資する企業を選定しています。
どうしても目先の上がった下がったで売買してしまいますが、資産形成という観点では、まずは長期投資の基盤をしっかりさせることが大事です。
この長期投資の基盤を、私は日本優待株の積み上げで行っています。
2022年は多くの優待株を買っていきまして、いま数えましたら、141銘柄となっていました。
上場企業が3800社ぐらいありますし、優待実施企業も1400社ぐらいあるそうです。
これら企業を一社ずつしっかりと調べて、長期で投資したいと思える企業を一社ずつ投資していく。
株を保有しているとその企業がどんな企業かというのもよく分かりますし、途中でダメだと思えば、売却して、今後は投資しないと決めていくということもできます。
新規上場企業もあれば、上場廃止する企業もありますし、優待新設する企業もあれば、優待廃止をする企業もあります。
一社ずつ日本の企業を調べることで、日本のいまの強み弱みが分かると思います。
いい技術やいい商品があるのであれば、ぜひ輸出をしてほしいですし、国内でいいサービスを提供しているのであれば、それを多くの方が利用できるような活動をしてほしいと思っています。
長々と書きましたが、そんな気持ちから私のポートフォリオの多くを日本株が占めています。
優待実施企業がほとんどですが、最近は、優待がなくても投資をしている企業も多くなってきました。
今後もよく企業を調べて、長期目線で投資していきたいと思います。
さて、日本株の金融資産ですが、2021年から2022年で約60万ほどの増加となりました。
2022年の11月まではちょっと高値の水準でしたので、現金余力が多かったですが、12月下旬には黒田バズーカとも言える大きな下落がありましたので、12月末には多くの優待株を追加投資しました。
2023年は厳しい日本相場となるような気もしますが、下がる相場でも将来的に伸びる可能性のある企業を地道に買っていく。
そんな2023年にできればと思っております。
投資信託 240万
投資信託は、主に米国をはじめとする全世界や日本株式以外の投資により、分散投資を心がけています。
投資信託による大きな儲けを期待するわけではなく、日本株全力投資のリスク分散の意味合いです。
最近は、クレジットカードを活用した投資信託の購入もできますし、毎日500円積立のような投資法もできたりします。
毎月2万円の積立と聞くと、結構な金額のような気がしますが、毎日500円積立ならなんとなくできそうな気もしてきます。
毎日の値動きをチェックしているわけではないですが、この投資信託は5%以上ぐらい利益がでれば、少しずつ解約をして、あまり長い期間預けている状態にしないようにしています。
信託報酬というコストもかなり低い商品が多くなってきていますが、少なからずかかるものですので、もし長期の投資を考えているのであれば、管理コストのかからない個別株式などに振り替えていく方がいいかと考えています。
投資を楽しめる人でなければ、低コストな投資信託を積立続けるのが、成功確率が高いと思いますので、コツコツ積立をしていきましょう。
投資信託は、2022年の一年間で約110万の増加となりました。
今現在は、楽天カードによるクレジットカード積立、楽天ペイによる積立、三井住友ゴールドカードを用いたSBI証券でのクレカ積立、エポスカードゴールドカードを用いたtsumiki証券でのクレカ積立、その他、現金による毎日積立など、毎月かなりの金額を投資信託に突っ込んでいます。
先ほどのクレカ積立などは基本限度いっぱいの月5万ずつ行っていますので、単純計算で月20万以上を積立投資していることになります。
2022年は随時利益が出た時に解約することで、ポイントを稼ぎながら資金を回すことができましたが、2023年の初めの時点では含み損スタートとなっていますので、しばらくは含み益状態までもっていくのは難しいかもしれません。
一方で、こちらも含み益になるまではずっと投資し続けることになりますので、いつしか資産の大きな拡大となる日を夢見ながら、積立を続けていきたいと思います。
FX 20万
2023年が円安、円高どちらに振れるか分かりませんが、自分が直接手をかける投資対象は少なくした方が投資成績がよいと感じ、現在、FXの売買は休止中です。
為替は市場に大きな影響を与えますので、これからも注目はしつつ、日本株投資戦略の参考にする程度にしようと思います。
仮想通貨 10万
仮想通貨(暗号資産)は、資産としてみなすべきではないかもしれませんが、いつの日かくるかもしれないメタバースの世界への準備として、仮想通貨の積立をしています。
金額としては、毎週2000円ぐらいです。
価値が0円になることはないと思いながらも、現実に担保のないものになりますので、最悪価値がなくなるかもしれないと思いながら、一億円になるか0円になるかまで積立を続けていこうかと思っています。
積立しているのは、BTC、ETH、XRPの3種類です。
XRPは、SBIホールディングスやモーニングスターの株主優待でもらえたりもします。
私もきっかけはこの株主優待でしたので、もし仮想通貨やメタバースの世界に可能性を感じる方は、少しずつでも投資を検討してみてください。
ただ、資産として認められるには、まだまだ月日は必要だと思いますので、長い目線で気長に投資していきたいと思います。
不動産 マイナス1億2080万
私が金融資産金額を公開できるのも、実は上までの金融資産は幻であるというのにも起因しております。
というのも、私は2016年から不動産投資を行い、いま現在で1億以上の借金があります。
不動産に関しては、唯一無二なところがありますので、情報発信してもあまり再現性がないかと思いますし、私自身もこの借金の完済目途が立つまで成功したとは言えません。
逆にいえば、金融資産として数年後で1億円を積み上げることができれば、自分のやりたいことをやれる人生になるような気がします。
そのためにも、日々の短期投資で利益を積み上げつつ、給与からも入金し、お金に不安のない人生とできるよう頑張っていきたいと思います。
2022年の年末には、日本においても金融緩和姿勢の見直しが行われ、今後、金利上昇の可能性が出てきました。
私は変動金利で借りておりますので、今すぐに金利が上昇することはなさそうですが、いざ金利が上がったタイミングで繰り上げ返済できるだけの資金力は、しっかりと準備していきたいと思います。
総括
金融資産は合計3200万ほど、借金1億2000万ほどということで、金融資産としては実は大きなマイナス状態です。
不動産現物の評価がここには入っていませんが、不動産の価値は売るまで確定しませんので、借金を返せる状態にすることが正義だと信じて、これからも金融資産の積み上げを行っていきたいと思います。
変動金利に関しても金利の上昇がありそうでしたら、一部繰り上げ返済も視野に入れながら、今年一年資金管理をしっかりと行っていきたいと思います。
今年も楽しく過ごせるよう、無理ない投資、資産運用を行っていきたいですね!
それでは、今年も楽しい投資ライフをお過ごしください!