今回は、9月権利の優待株をご紹介したいと思います!
9月は3月に次いで優待実施企業の数が多い月ですので、自分でも絞り切れないのですが、今回は、手が出しやすい10万円ちょっと超えるぐらいの範囲内で、個人的に注目している10銘柄をご紹介します!
自分もまだ知らない銘柄も多くて、調べ切れてませんが、優待をきっかけにその企業のことを知れるのは楽しいですね!
それでは、個別銘柄のご紹介です!
GSIクレオス8101 11万ぐらい
繊維や工業製品を中心とする専門商社だそうです。
優待内容は、QUOカードで100株で1000円相当、3000株で2000円相当もらえるそうです。
こちらの企業は、長期保有でのグレードアップがあり、3年以上でプラス1000円相当となるそうなので、ガチホしたくなるところですね。
2020年から株価が急伸しており、割高感があるのかと思いきや、PBRは0.56と低く、だいぶ抱え込んだ資産があるようです。
直近では、半導体事業へ本格参入をしているようであり、いま注目のテーマではありますが、まだ確立していないところかと思いますので、材料がなくなると急落する可能性もあるかもしれませんので、注意が必要です。
直近、数か月の株価推移をみると、950円付近までは権利落ち後に下がる可能性があると思いますので、ラインを意識しながら投資判断をしていきましょう。
システム情報3677 11万ぐらい
独立系の業務ソフト開発を行っている企業です。
優待内容は、100株以上でQUOカード500円分と、抽選で50名に10万円相当の旅行券が当たるそうです。
QUOカードの方は、長期保有でグレードアップがあり、1年以上で1000円相当、3年以上で2000円相当になるそうです。
ちょっと倍率が上がりすぎているような気もしますし、改悪リスクの高いQUOカードですので、注意が必要です。
株価の方は長期では右肩上がりですが、2020年の初めには大きく下げた場面もありますので、あまり株価の上下に一喜一憂しない方がいい銘柄かもしれません。
分野的には今後の成長が期待されるところですが、財務的には割高な感じもしますので、会社をよく見て、将来性を感じた方はぜひ投資をご検討ください。
セントケアホールディングス2374 11万ぐらい
訪問介護や看護などを展開する企業です。
優待内容は、QUOカードで100株で500円相当もらえます。
こちらも長期保有での優遇があり、3年以上で1500円相当となるそうなので、長期目線で投資すべきか判断したいところですね。
2020年までは株価が下がり続けて、400円程度となっておりましたが、在宅ニーズの高まりにうまくフィットし、昨年大幅に利益も株価も伸ばしております。
今期も順調に利益を出しているようですが、長期で見ると株価が期待で上がりすぎている可能性もありますので、いま買うかどうかは要検討です。
長期目線でみると700~800円ぐらいであれば割高に見えないのですが、9月中にそこまで下がるとは思えないので、今回は優待をあきらめるか、もっと長い長期目線で早めにインしておくか、よくご検討ください。
ヤマダホールディングス9831 5万ぐらい
ヤマダ電機の家電量販店だけでなく、住宅リフォームなど最近は様々な展開をしている企業です。
優待内容は、100株で500円分の優待割引券が9月は2枚、3月は1枚もらえます。
利用で注意が必要な点があり、1000円につき1枚使えるという形ですので、実質最大50%オフ券という扱いになります。
個人的には利用条件がいろいろ付いている優待券はあまり好きじゃないため、積極的な買いではありませんが、現在100株で5万円ぐらいの金額で、年間1500円分の優待券がもらえるのは魅力的ではあります。
利益も出しておりますが、頭打ち感はありますので、今後いい材料がないと株価上昇は期待しにくいかもしれません。
ずるずる下がってもガチホできる気力のある方は、投資ご検討ください!
TOKAIホールディングス3167 10万ぐらい
東海地盤のLPガスとケーブルテレビ事業を行っている会社です。
優待内容は5種類から選べますが、100株で天然水500mlが12本、またはQUOカード500円相当を選択される方が多いでしょうか。
株価は2018年ごろをピークに下降傾向ですが、その前からのトレンドで見ると右肩上がりです。
業績の方が少し失速気味な傾向が見えますので、株価上昇が期待しにくいところではありますが、優待内容は選べて面白いですし、もしTLCポイントやLIBMOなどのサービス利用者であれば、結構お得な優待も選べますので、一度調べてみてもいいかもしれません。
AOKIホールディングス8214 7万ぐらい
紳士服のAOKIやORIHICA、そのほか快活クラブや結婚式場のアニヴェセルを運営する会社です。
優待内容は、上記グループ店舗で使える優待券で、AOKIやオリヒカ、快活クラブでは20%割引してもらえます。
それぞれの店舗を利用しない人にはあまり要らない優待ですが、私はスーツはオリヒカで買うこともあり、話題のマンガなんかを読みたいときには快活クラブも利用することがありますので、優待券の利用価値はあります。
ただ、投資としておすすめできない点は、現状、赤字を出している点であり、昨年は大幅な赤字着地をしております。
今期はかなり赤字縮小しておりますが、まだ赤字脱却まではいけていないため、今株を買うのは正直、おすすめできません。
AOKIやオリヒカ、快活クラブなどをよく利用しており、会社を応援したいと思っている方のみ投資をご検討ください。
アミファ7800 8万ぐらい
主に100円ショップに紙やプラスチック製品を卸している企業です。
優待内容は、100株でQUOカードが1000円相当もらえるそうです。
設立は古い会社ですが、上場は2019年ということで比較的上場からは歴史が浅い企業です。
新規上場後はだいぶ株価暴れておりましたが、最近は評価が固まってきたようで、700円前後というところです。
株価が適正かどうかの判断は難しいところですが、コロナ渦においても利益をしっかりと出しているところですので、買ってもいい企業かもしれません。
ただ、優待狙いか分かりませんが、直近で株価上がり気味で、権利落ち後には710円付近、もしくはそれ以上に下がる可能性もありますので、下値抵抗ラインを意識しておきたいところです。
さくらインターネット3778 7万ぐらい
独立系のデータセンターを運営する会社です。
優待内容は、QUOカードで100株で500円相当を年2回もらえます。
改正電子帳簿保存法関連テーマ株のひとつではありますが、今期の業績を見てもあまり芳しくない様子です。
長期トレンドで見ても下降傾向にあるため、もう少し具体的な決定があるか、業績の回復が見込めないと株価上昇は厳しいかもしれません。
とはいえ、7万ほどで投資できる数少ない銘柄ではありますので、テーマ株として爆騰狙いで保有しておくのもありかもしれません。
田辺工業1828 10万ぐらい
化学プラント主体の総合プラント工事会社だそうです。会社が何やっているかはあまり把握できていません。
優待内容は、QUOカードで100株で500円相当が年2回もらえるそうです。
2018年ごろに株価爆上げした後に、長い調整期間を経ているようですが、業績は堅調に伸びており、財務的にも悪くないように思います。
小型株ということで、株価が急騰急落しやすいですが、安定した利益を出してそうですし、配当も高めですので、長い目線で買うタイミングを探ってもいいかもしれません。
事業内容に将来性があるのか、もう少し調べる必要がありますが、優待銘柄としては要チェックです!
CEホールディングス4320 7万ぐらい
電子カルテシステムを開発している企業だそうです。初めて知りました。
優待内容は、QUOカードで100株で1000円相当もらえるそうです。
最近の発表では、会計上の都合で利益の増減があったようですが、ちょっと経過をみていないので何とも言えないところではあります。
正直、調査不足ですが、株価は長期で右肩上がりでいい感じのチャートだと思いますので、自分自身が買うかどうか悩み始めた銘柄です!
皆さんも一緒に検討しましょう!
2021年9月の権利確定日は28日(火)、権利落ち日は29日(水)
以上、9月権利の優待株を10銘柄ご紹介しました!
最後に書き忘れてましたが、
2021年9月の権利確定日は28日(火)、権利落ち日は29日(水)となります!
日本市場の雲行きも怪しいところですが、自分がほしいと思った優待株は淡々と買っていきたいところですね!
皆さまの優待株投資の参考になれば幸いです。
投資は自己責任です。ご参考までに。