楽天証券vsSBI証券 それぞれのいいポイントを利用者の目線で紹介!

今回は、ネット証券でしのぎを削っている楽天証券とSBI証券の個人的に思ういいところを書いていきたいと思います!

私はどちらの口座も持っており、合わせて、楽天銀行と住信SBIネット銀行、そして、楽天カードと三井住友カードも契約しています。

どちらもお互いに強みとしている特徴がありますので、個人的感想を入れながら紹介していきたいと思います!

目次

楽天証券のいいところ

スマホアプリiSPEEDが全部入りで使いやすい

私が楽天証券を使う一番の理由がスマホアプリのiSPEEDがとっても見やすく、使いやすいからです。

これは、初めてスマホ取引をしたのが、iSPEEDということもあり、他社のは仕様が違うので使いにくいという個人的な偏見も入っていると思います。

使いやすさを除いても、SBI証券は日本株取引や米国株取引でアプリが違ったりしますので、情報全部入りのiSPEEDは、情報収集ツールとして非常に有用だと思います。

アプリでできないことは、ブラウザで見るスマホページに飛ばされたりしますが、そのスマホサイトも直感的に使いやすいと感じます。スマホページでできないことは、画面は小さくなりますが、PCサイトに飛ばされ、スマホ一つでなんでもできるというのが非常に大きなメリットだと思います。

楽天は、様々な情報が一元化されすぎていてセキュリティ面などで不安なところもありますが、今のところ実害が出ていないので、便利さの方が上回っています。情報流出などのニュースは、常にチェックしておきたいと思っています。

楽天カード投資で1%楽天ポイント還元

楽天カードで投資信託を購入でき、購入額の1%の楽天ポイント還元もあるというのが、楽天証券を使い続ける2番目の理由です。

こちらは一度設定してしまうと、損益確認ぐらいでやることはないのですが、毎月5万円分投資信託を購入すると毎月500ポイントもらえるということで、非常に太っ腹なサービスだと思います。

サービス改悪をしてほしくないので、なるべく楽天さんにも利益が入るように、買った投資信託はそのまま残すようにしていますが、優待株を買いたいけど資金が足りない時などに、この積立を切り崩しています。

もらったポイントでも投資信託を購入するポイント投資をすべきだ!という方もいますが、個人的にはこのポイントはあぶく銭だと思って、好きなことに使ったらいいと思います。楽天ポイントはいろんな場所で使えますので、使う場所には困らないですね。

2021年からSBI証券も三井住友カードによる投資信託の積立ができるようになりましたが、こちらは基本還元率は0.5%ですので、諸条件をなしにすれば、軍配は楽天カードに上がります。

楽天銀行との口座連携がスムーズで利率が0.1%

楽天銀行と楽天証券の口座を連携することで、楽天銀行の普通口座に入金しておけば、証券での購入代金に充てることができます。自動スイープ呼ばれるこの機能はとても便利で、金利もつかない証券口座に無駄な資金を置いておくということがなくなります。

しかも、その際の利率が0.1%ということで、普通の銀行の100倍ぐらい?になります。0.1%といえど、100万円を1年間預けて1000円というところですので、金利の高さに過度な期待は禁物です。

とはいえ、高いに越したことはないですし、普通預金ですので、ATMでの入出金もスムーズです。

SBI証券でもハイブリッド預金というのがありますが、こちらは普通預金からハイブリッド預金口座に移さないといけません。生活費と分離したいという人には便利ですが、手間は多くなります。

どんぶり勘定をしている自分のような人には、楽天銀行証券ペアの方が手間が少なく、使いやすいと感じています。

SBI証券のいいところ

IPO案件が多い

私はSBI証券をIPO目的で開設しました。IPOとは新規上場株のことで、すでに上場している株に比べて、評価が難しいところや成長による期待感が乗ることで、大きな株価上昇や変動を期待できる株になります。

昔は大手証券会社が独占していることが多かったのですが、SBI証券はネット証券としては異例の数のIPOを取り扱っています。

さらに、落選し続けている人でもいつか当たるポイントプログラムも用意しており、夢を見させてくれるところがあります。

自分も頑張ってこのポイントをためていたのですが、当たらな過ぎて、最近は申し込みをさぼり気味です。

投資信託の毎日積立ができる

個人的には、SBI証券は投資信託の毎日積立ができるのが、とてもいいなと感じています。

スマホアプリでSBI証券かんたん積立という投資信託の積立専用のアプリがあります。積み立てるか売却するしかできることがなく、まさにかんたん積立という名にふさわしい余分な機能がないアプリです。

自由度は少ないですが、積立ならではの右肩上がりのグラフを勝手に作ってくれますし、毎日グラフや損益金額やパーセントを見るのが楽しみになります。

ちなみに、1か月に1回積立するのと、20日に分けて毎日積立するのでは、長期的に見たらパフォーマンスにほとんど差がないそうです。そのため、月1回でも十分なのですが、毎日金額が増えていく様子を見るのが嬉しかったり、下がっている時でも、毎日安く買えているという感覚があったりしますので、毎日積立は、積立を継続しようというモチベーションにつながります。

投資初心者の方は、月に1回1万円よりも毎日500円の方が、心理的ハードルは低いのではないでしょうか?もし大きく損するのが怖いと思っている方がいましたら、まずは毎日、少額から積立をするのがおすすめです。

住信SBIネット銀行の機能がすごい

利率こそ低いですが、住信SBIネット銀行はとてもいいサービスをたくさん出しています。

無料ATM入出金回数や無料他行振込回数が多いというのはもちろんですが、スマホの認証機能を使ったスマート認証Neoや定額自動入金、定額自動振込という大変便利な機能があります。

特に、定額自動入金サービスは、様々な銀行に散らばったお金をまとめるのに非常に役立ちます。

例えば、給与口座をメガバンクで指定されている場合など、入出金手数料がかかるだけでなく、わざわざ銀行ATMに出向き、そのあとに別の銀行ATMに行き、入金作業をするというような手間がかかります。

それが、定額自動入金サービスでは、予め決めておいた金額を、指定の日(2パターン)に、例えばメガバンクの口座から住信SBIネット銀行の普通口座に入金することができます。

デメリットとして、お金の移動が数日かかってしまう点がありますが、投資は長い目線で行うべきなので、簡単にお金を引き出せなくするという意味では、浪費せず、投資に回すことができるいいシステムかもしれません。

また、スマート認証Neoはスマホの生体認証機能を活用して、本人確認を行うことで、煩わしい何種類ものパスワードを覚える必要がなく、他行振込なども行うことができます。

楽天銀行アプリでも生体認証は導入されておりますので、この点はあまり差が出にくいですが、何となく銀行アプリはSBIの方が使いやすい印象です。

ただ、証券アプリに関しては楽天の方がいいと感じていますので、お互いよい面を真似しながら、使いやすく安心して使えるアプリの開発を目指してほしいなぁと、利用者としては素直に思います。

個人的な結論:楽天経済圏に既にいるなら楽天がおすすめ、散らばったお金を投資したいならSBIがおすすめ

今回は、楽天とSBI、二大ネット証券の個人的感じるいいところを紹介させていただきました。

楽天は、楽天カードによる1%ポイント還元がお得度最強であり、すでに楽天カードを持っているような方であれば楽天証券をおすすめしたいと思います。

SBIは、銀行機能が素晴らしいと感じており、様々な銀行にお金が散らばっており、そのお金を投資に向かわせたい!と思う方は、SBIがおすすめです。

アプリやサイトの使いやすさは、個人の好みになるかと思いますが、機能面やお得さでの差別化で響くものがありましたら、口座開設を検討いただければと思います。

投資は自己責任です。ご参考までに。

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